photographer Shinji Nishimura web site
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春霞・・・  今日は良い天気だった。
しかし夕方になると気温はぐんと下がり、散歩で林道に入ると
鼻から入る森の空気がツンと冷たい。
銀三達と山をひとまわり 約50分くらい歩く。
どんなに寒くても、山道をひたすら登ると体が温まる。
落ち葉をカラカラけとばしながら長靴で歩く。
さみしいような なつかしいような 静かな冬の森・・・。
呼べば戻るというルールを守り 銀三 小春 朝吉は
道からはずれて自由に森の中を走りまわっている。
遠くで小春のキャンキャンと吠える声がする。
兎でも追いかけているのかな・・・・・・。
明日は雨の予報。
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年に2度ほど順番に廻ってくる、村の神社の掃き掃除。
隣組のNさん宅と2軒で午前中のひと仕事。
街に住んでいたころは、神社の掃除などしたことがなかった。
最初のころは上手く掃けなくて、ほうきも重いし落ち葉も集まら
ず・・・。2人で境内の半分ずつ位を分担して掃くのに、私は
なかなか進まないが、さすがにN奥さんは早いしさばけている。
最近やっと慣れてきたけれど、腕や腰が痛い・・・。
しかし地域活動は気持ちのいいものです。
最後は、神社横の川へ下りる階段をきれいにして終わる。
川の水は清らかに澄み、家に帰るとみんなお昼寝中でした。
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2月の中旬というのに、昨日今日は本当に暖かい。
標高が350Mくらいの所にあるこの里山は、平地との気温差が約3度
あるので、例年だと梅の開花はまだだが、この暖かさでベランダの
紅梅はあっと言う間に満開になった。 よい香り・・・。
この陽気にさそわれ、今日は庭の手入れをした。
冬の間に落ちた葉を隅々まで取り除き、山から集めてきた腐葉土を
かぶせる。 庭がきれいになると心が落ち着く。

銀三達は、いつも庭で自由にしている・・・。
小春はヤマボウシの木の下で気持ちよさそうに寝ているし、
朝吉はゴロゴロしながら材木の破片をひたすらかじり続け、
銀三は時々私の様子を見にくる。
みんなそれぞれ・・・個性があって面白い。

改めて庭木の数を数えてみると、大小合わせて80本ちかく・・・。
新芽を出す頃、若葉の季節がとても楽しみ。
ここへ住むようになり、動物、植物をとても愛しく感じるようになりました。
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お宮の白梅も咲き始めました
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土入れ作業
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かしわご飯と食後のひととき
昨日は朝からお宮(こちらは地元の神社をこう呼ぶ)の土入れ作業がありました。
氏子の役員をしているので、一応積極的に活動しなければいけません。
役員のほかに隣組から各1名ずつ参加するので、8名での作業です。
自分の役割は土運びのため、ダンプカーの運転をすることになり、いきなり言われて戸惑ったが、
学生の頃深夜の道路工事のアルバイトでダンプカーを運転していたことがあったので、
何とか無事に役割をはたすことができた。そしてほんの少しワイルドな気分を味わえた。

昼食は公民館の台所で鶏肉のかしわ飯を炊き、また夕方作業が終わった後は、「おつかれさん会」
皆で一杯呑みながら親睦を深めています。村の地域社会のいいところだと改めて感じた。 
今日は筋肉痛と純度が高いスギ花粉が効いて、中川財務大臣状態。
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廃油石鹸を紹介します。

私は以前から皮膚が弱く、アトピー体質もあって、特に手荒れが
悩みだった。色々なクリームを使ったり、皮膚科にも通ったが、
なかなか治らず、ほとんどあきらめていた。
食器を洗う時はゴム手袋をし、野菜や肉、魚にも素手では触れないほど・・・。

ひびわれがひどく、すぐに痒くなるので、寝る時は薬を
つけて指にサランラップを巻き手袋をしていた。
その頃はとても辛かった。
ところが、この廃油石鹸を地元婦人会の方から頂き使ってみたとこ
ろ、手荒れは完全に治った。
廃油から出来た石鹸なので、使うと少しぬるぬるしている。
食器を洗う時はすべりやすいが、慣れると問題ない。
お湯で洗っても手荒れはせず、私にとって夢のような魔法の石鹸。
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今日はクレソンとセリを摘みに、小川のきれいな田んぼに
行ってきた。小川のせせらぎと鳥のさえずりを聞きながら、
穏やかな夕方のひととき。
自生の菜花もたくさんあって、思わぬ収穫に大満足。
私は祖母や母の影響があるのか、山菜摘みが大好きで、
その時期は少し山奥へ探しに行ったりもする。
山菜を採っている時は、いつも銀三がそばで待っていてくれる。
小春と朝吉は、小川へ飛び込んだりして遊んでいるけれど・・・。

椎茸は、近所のYさんが菌を植え付けた原木を持ってきてくれて、
うちの庭で採れたもの。ここ数日の雨でたくさん出来た。
美味しくて、本当に贅沢と思う。 近所の方からも色々な野菜を頂く
が、無農薬で新鮮で安全な野菜が食べられることに感謝です。
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今朝は銀三達の気配がいつもと違い、すでに遠くでけたたましく吠えている。
急いで行くと罠にかかった子供のイノシシが2匹、檻の中から怯えながらも必死に
抵抗していた。 近づくとイノシシ特有の臭いが鼻をつく。
朝吉は初めての体験で、檻から少し距離を置いたところで背中の毛を逆立てている。
銀三と小春は格子の中まで鼻先を入れ威嚇し続け、何度も呼び戻すが離れようとしない。

以前近所で捕獲されたイノシシの処分を手伝ったことがあるが、最後の断末魔の叫びには
有害鳥獣指定動物とはいえ、生き物の命に対し複雑な気持ちになる。
しかし誰かがこの嫌な役割を引き受けないと、農作物の被害は増加する一方だが、
自分としては遠慮したい作業である。 山や森林の開発が進み、イノシシの食料に
なる木の実などが減少し、田畑を荒らすようになったという話をきくと、人間にもやはり
少なからず一因があるような気もする。