photographer Shinji Nishimura web site
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子供の頃、お雛様の飾り付けを手伝うのが大好きだった。
桐の箱を開けると、祖母や母のお内裏様やお雛様、
三人官女や五人囃子、お道具などが、きれいにしまわれて
出番を待っている。
そこに、姉と私のお内裏様とお雛様の二組が加わると
とても豪華なひな壇飾りになった。
お道具の箪笥や鏡台などは、美しく装飾された繊細なミニチュアで
壊れそうになるのだが、さわって遊ぶのをやめられなかった。
ひな壇の前に座り、ひな祭りの歌を口ずさんでいた幼い頃の記憶が
よみがえってくる・・・ 今日は楽しいひな祭り♪
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散歩の途中、今度はカラスが罠にかかっていた。 間近に見るカラスは尖鋭な口ばしに眼光も鋭
く、近寄りがたい威圧感と不気味さがある。
うぐいすとは大違いで、あまり関わりたくないと思う。 相手もそうだろうが・・・、写真を数カット撮り
飼い犬と共にその場を離れた。 罠を設置していた畑仕事中のFさんと会いカラスの話をしたら、
青米をおとりのエサとして仕込んでいたそうだ。 イノシシの代わりにカラスがかかったのだろう。

クワを片手にFさんは「キャベツある?わけぎにほうれん草、春菊は?」と尋ねられ掘りたての野菜
を遠慮なく戴いてきた。 ほんとにありがたいと思う。
わけぎはここではせんぷき」と云い、茹でたわけぎの根本の白い部分を3~4センチに折りたたみ、
上の青い葉で帯状に巻いて、酢味噌でいただく。
ひな祭り料理の一品として、子どもたちはこれを「せんぷきまきまき」と呼ぶそうだ。
帰りの車の中は、「せんぷき」の青い匂いが満ちていた。
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朝吉により無残な姿のシート
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同じく朝吉の作品になる
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原型をとどめない愛車
庭に保管しているバイクは朝吉のおもちゃとなり、カバーも引き裂かれシートはご覧のような
状態である。 せっかく作り直したシートはこれで2度目、金属でできたナンバープレートも
噛まれた跡があり、タイヤの溝からステップのゴムの部分までなくなっていた。
散々な目にあった。

ピカピカの新車で買ったが、それがいやで、自分で塗装を何度も繰り返し、パーツはほとんど
取り換え、ラット系と呼ばれる鉄くずで出来たようなボロボロのバイクを目指していたのだから、
朝吉ばかりを責められないと思う。 しばらくはこれでいいかなと思っている。
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今日は、村の「若妻会」の食事会に行ってきた。
普段あまり会う機会が少ない人達との
交流を深める事の出来る場でもあるので、
毎年必ず出席することにしている。

メンバーは20代から50代の「若妻」で、20名以上いるのだが、
仕事や家庭の都合などで今回は7名での食事会となった。
近況報告から、情報交換などお話は尽きない。
なかでも、少し前の時代の苦労話には驚く。

ほとんどの家庭が3世代同居で、
家事や子育て、仕事、農作業をこなし、
自由な時間もなかったらしい。
そんな中で、1年に1度はゆっくりと食事をしようと言う事で
始まったのが「若妻会」の発足の由来だそうだ。
最近では家事や仕事の合間に、学校や塾への、
送り迎えに奮闘している若妻達・・・頼もしいかぎりだ。
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またしても不思議な光景に出合った。 いつもは車で素通りする山道のバス停だが、
梅の花が満開だったので途中下車した。 写真を撮ろうと思い、ふと待合室を見ると、
まだ真新しい草履がきちんと並べられ置いてあった。  誰が何のために・・・?
そういえばこの近くにあるダムは、いわくつきの名所と聞いたことがある。
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気温が上がってくると、目的もなく外にいる時間が長くなり、夕暮れ時は特に心地いい。
こんな時間に裏庭でのバーベキューは、格別である。
たまにいただくイノシシ肉を、炭火でじっくり焼くと、香ばしい匂いが食欲をそそる。

シシ肉は特別に硬くも、臭みもなく、さっぱりとしているが味わい深い。
(イノシシの性別、年齢などで味覚が違うようである) 
それに食後数時間すると、体が温まるということを体感した。

飼い犬たちは大好きな肉のご馳走に喜び、飼い主はアルコール系飲料水に口元がゆるみ、
日永になった春の「外食」に時が過ぎるのも忘れてしまう。 つい、もう一杯・・・
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西村新二作
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西村瑞穂作
今日は、以前通っていた陶芸塾の生徒展があり
行く予定にしていたのだが、私の用事がなかなか終わらず
夫は一人で出かけ、おいてきぼりをくってしまった・・・。
10年ほど前になるが、友人を通じて2人でK先生の元で
約2年間陶芸を習っていた。土のこね方から、ろくろまで
色々な事を体験出来、楽しい時間だった。
作品には個性が出るもので、焼き上がりを
みんなで評価し合うのもおもしろかった。

私は、色や形や絵付けのきれいな物を作るのが
好きなのだが、夫の作るそれは、もうなんと言ったらよいか、
気味の悪い造形物になってしまうのだ・・・。
この世にひとつしかない完全オリジナル作品。
ぐい呑みにしても、飲めるもんならこれで飲んでみろ・・・
と挑戦的だし、酒器やお皿には薄気味悪い手や足が生えていたり、
収納にも困る状態。先生には色々とご迷惑をお掛けしました・・・。
釉薬は2色までしか混ぜてはいけない、と説明を受けたあと
実技に移り、「先生、全部(8色くらい)混ぜてもいいでしょうか・・・?」
なんて事をさらりとやってのける。相変わらず人の話を聞いてない。