photographer Shinji Nishimura web site
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4月28・29日は阿蘇へ行って来た。
宿の女将のご厚意により、時々家族全員で泊まらせて頂く。
連休の初めであったが、渋滞もなく、日田まで高速で行き、
あとは山道を小国から大観峰へぬけ、途中休憩しながら、
快適なドライブ。
銀三達は車での遠出が大好きで、窓から顔を出し、
興奮気味である。

無事、宿ヘ着き、私と銀三達は離れの部屋で一休み。
5メートルほどの長いリードで、3匹をそれぞれ繋いでやると、
土間で寝たり、庭でゴロゴロしたりしている。
銀三達と一緒の泊まりはキャンプ場以外は無理なので
ここでこうして泊まらせていただけるのは、本当にありがたい。
マナーを守り、迷惑をかけない様にしなければいけない。
しかし、いつもの事ながら、銀三も小春も朝吉も
とても大人しく、落ち着いている。
久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことが出来た。

女将さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

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5月2日は、村の青・壮年部でバーベキューをした。
18~26歳位の男女の中心メンバーが、久しぶりに集まった。
普段は仕事で村を離れている人も多く、こうして連休中に
会うのが恒例になってきた。 

一昨年の村祭りの時に、青年達で何か出来ることはないか・・・と
集まりだしたのがきっかけで、立ち上がったのが、
この青・壮年部である。
その後、地域の活動などにも積極的に参加するようになり、
結束が固まりつつある。
今年の夏祭りの計画も話題に出た。
地域を大切にする気持ちが強くなってきたのは、
とても良いことだと思う。

私もメンバーに入れさせてもらったおかげで、
村の若者と交流が出来るようになった。
みんなとても素直でいい子達だ。

消防団のNさんお手製の、全員で囲む事の出来る
バーベキューセットをお借りして始まった食事会は、
昼から夕方遅くまで続き、のどかな里山の景色を眺めながら、
笑いの絶えない、楽しいひと時だった。
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阿蘇の帰りに立ち寄った、南小国町の満願寺温泉。 駐車場を出たところのお宅の庭先で、地元のお年寄り達10人くらいが、酒盛りをしていた。 
のどかでゆったりとした時間が流れている。

川沿いを歩き、目的である共同浴場の満願寺温泉館へ行った。 42度くらいの適温のかけ流し湯は、湯心地がよく、つい長風呂になった。 毎日来ていると云うおじいちゃんの風呂の入り方は、湯船に面した洗い場に腰を下ろし、両足を湯船につけ、濡らした手ぬぐいで軽く頭や体を洗い、お湯の中に入る。石鹸などはない。 温泉の歴史など聞いているうちに、湯あたりしそうになった。
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夕暮算太バンド
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久留米六角堂広場
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K.M&ブギー・チャイルド
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ぽっちゃりや・ホルモン焼
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久留米ぽっちゃりや・営業部
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ライブのお供
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ゲスト キム・モッキョン
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550円ブルース・岡部鉄心バンド  
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キム・モッキョン&夕暮算太
ブルースマンの夕暮算太さん達が中心になり、毎年開催される久留米ブルース・フェスティバルへ行った。
今回もメインゲストは韓国のミュージシャン、キム・モッキョンだ。 演奏テクニックはもちろんの事、
一音入魂の哀愁漂うブルースフィーリングは、観衆をぐいぐいと引き込んでしまう。

心に響く音は、人を高揚させ幸せにし、ビールの味をまた格別にする。
2つの目的が同時にかなう屋外ライブは、いつまでたっても気持ちがはずみ、楽しいものだ。
日比谷野外音楽堂も、久留米六角堂広場もどちらもいい。
 
帰りにモッキョンさんの昨年の日本でのライブツアー・ドキュメンタりーDVDを買った。帰宅して見ていると、
演奏終了後のステージ上での記念写真に、なぜか出演者に混じって写っている自分がいた。
あの日もごきげんだった・・・

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生後2か月頃の銀三
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朝の散歩
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棚田にて
今日、5月15日は銀三の誕生日で、満6歳になった。

6年前の7月15日、生後2ヶ月の銀三はひょんなことから
我が家へ来ることになった。
実は銀三は、うちに来る前の生後1ヶ月~2ヶ月の間
他の人に飼われていたのである。ゲンという名前で・・・。
飼い主は骨董商を営むお爺さんだったと聞いたが、
やんちゃが過ぎて車の運転や商売にも支障があったらしく、
里に戻されていた。

そして7月15日 画家と陶芸家のH夫妻から電話があり
今甲斐犬をもらってくれる人を探している・・・とのことで、
犬を飼う予定はあったものの甲斐犬のこともよく知らず、
インターネットで調べると私達にとっては理想的な犬種だった。

急な展開ではあったが、これも縁だと思い、
銀三達の生まれ故郷である長崎の諫早で、甲斐犬を保護している
K氏の元へ向かった。

銀三は私が行くと、尻尾を振って近ずいて来て
抱き上げると大人しくもたれかかってきた。
愛おしい気持ちがこみ上げてきて、銀三に一目ぼれだった。

K氏から、一通り話を伺い、銀三を我が家で飼うことになった。
うちへ向かう車のなかでも大人しく寝ていたし、その夜は夜鳴きも
せず、大きな耳と手足が、大物になる予感をさせていた。

こうして、銀三との生活がスタートしたのでありました。
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昨日は、親友でスタイリストをしているTさんと
太宰府天満宮と光明禅寺に小旅行をしてきた。
久しぶりに会うTさんは、相変わらずおしゃれで
かわいく、大人しい女性・・・。
数年前、ヘアーメイクのI さんの紹介で知り合ったのだが
初めて会ったときから、気が合い、仲よくさせてもらっている。

今回は西鉄二日市駅で待ち合わせて、私の運転する車で
一路、太宰府天満宮へ。 
昼食は参道にある店で、とろろそばと梅が枝餅を食べた。
梅が枝餅はやはり出来たてが美味しい。

境内へ入り、大きな楠の木や、新緑の素晴らしさに
圧倒されながら奥へと進み、お参りをしたあとは、
裏のほうを散策して、戻りながら、光明禅寺へ・・・

光明禅寺、別名「苔寺」は初めてというTさんは、
静けさと枯山水の日本庭園を前に、早くも座禅モード・・・  
波の模様は海ととらえ、あとは自分の想像の世界へ・・・
そこに広がる小宇宙・・・、どこの枯山水も
波は「心」という字を元に、デザインしているらしい。
「やはり心なのね・・・」なんて話しながら、納得し、
しばし、お庭を眺め、無我の境・・・、無言の二人・・・。
日本の美って究極・・・。奥が深い・・・。

次回は秋月へ行く約束をした。
T さんとは、静かな穏やかな観光が出来るので
私もリラックスして、楽しむことが出来た。
リセットして充電完了。 明日もお仕事頑張ろう!

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田んぼに、山からの水が入り、
蛙の鳴き声が、昼夜聞こえる季節となった。
何ともいえない、懐かしい、安心する蛙の声。

田んぼが水で満たされると、心まで満たされた気持ちになるのは
私だけだろうか・・・
月が、日に日に、満月になってゆくような、あの高揚とした気分・・・

 いつも散歩で行く林道の、脇を流れる小川は、
冬の間、堰き止められていたが、この季節になると開門され、
さらさら、コトコトと心地よい音で流れている。

田んぼの水は、上から下へ順々に流れていくのだとばかり思っていたのだが、
上の田んぼより、先に、下の方の田んぼに水が入っていたりする。
不思議に思いよく見てみると、それぞれの田んぼに
山からの水が流れ込むように、迷路のような細かい水路が
出来ているのだ・・・  すごい・・・!訳がわからない・・・。

もうじき、田植えがはじまる。
田んぼは一面の緑になる・・・。
どの季節も好きだが、この季節の景色は最高かも・・・。

家に帰ると夫が草刈りをしていた。
N氏から借りている草刈り機は、里山では必須アイテム。
だいぶ上手くなってきた・・・と思う。
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銀三は、雷が大の苦手である。
先日も、雲行きが怪しくなり、くるなっと思っていたら
ゴロゴロゴロ・・・と鳴り出し、稲光も、ピカッと光ってきた・・・。

山間部なので、雷が木に落ちることもあって、
確かに恐怖ではあるが、銀三の恐がり方は、
尋常ではない・・・。 犬を飼っている方なら、
そういった光景もわかっていただけるだろうが、
体重22キロの犬が、椅子に座っている夫や、
私の膝に乗っかってくるのだから、
ほんとうに重くて大変な状態になるのだ・・・。

でも、そんな銀三を私はとても好きだ・・・。
強い男の、弱い部分を見ると、グッときてしまう。

同じ犬種でも、小春と朝吉は全く平気!
じゃれあって遊んでいるし・・・気にもとめていない。

私の父いわく、
「銀三は繊細なんだよ・・・畏敬の念と言ってね、
自然界に対して敏感で、恐れている。
さすがに、オオカミの血をひいているだけあるな」

銀三が恐がるもの、
「地震・雷・火事・オヤジ・・・」その言葉通りである。