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地元の神社では、毎年11月30日に行われる「お通夜(おつや)」と呼ばれる行事がある。 この日は
出雲大社へ出かけていた神様が帰ってくるので、目印として火を灯す、と云うならわしである。 前日まで に枯れた松の木を伐採し、丸太にカットして、やぐらのように組んでいく。 チェーンソーのおじさん達は、 エンジン音を轟かせ、活き活きと切りまくっている。 村の元気オヤジには脱帽である。 夜7時くらい に火を入れると、豪快に火柱と火の粉が上がり、一気に周りが熱くなる。 境内の上では村の役員、 関係者、参拝者で御神酒の宴が始まる。 準備は大変であるが、後世に継承すべき神事だと思う。 |