年に数回訪れるお宿 「阿蘇の四季」。 いつも、女将さんのご厚意で、特別に銀三一家も一緒に、 離れに泊めさせていただける。 今回も銀三達は、大人しく、 まるで実家に帰ったかのように? リラックスしていた。 私たちも、女将さんの優しさと、美味しいお料理とお酒、 お風呂にすっかり癒された。
翌日は、パワースポットと言われる 「押戸ノ石石群」 に立ち寄った。 この 「押戸の石」 がある丘は、阿蘇の山を360度見渡すことができる。 人工的な建物が何一つなく、太古の聖地を思わせる、 美しい異次元の世界を感じる景色が広がっている。 野焼きのあとの丘は、黒とグレーとベージュの世界で、 曇りの天気ともよく合い、神秘的だった・・・。
色々な言い伝えがあるようだが、確信には至ってないらしい・・・。 しかし、標高800Mの丘に、このような石群があるのは、不思議である。 気温は8度くらいだったが、寒くはなく、妙に頭が冴え冴えし、 とても気持ちがよかった。
・・・不思議なことがあった。 銀三が、石の側に来なかったのだ。 銀三は、先に石群のところへ登って行ったのだが、 私たちがたどり着く頃には、もう下って行ってしまった。 頂上で、撮影をしている間も、呼んでも登っては来なかった。 普段、大体私たちの側にいる銀三にしては、珍しいことだ。 パワースポットと言われる石の磁力が、強すぎたのだろうか・・・?
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