秋になり、山では紅葉もちらほら見える今日この頃。 朝晩はすっかり冷え込む時期になった。 あの暑かった夏が嘘のように、季節は移り変わるものだ。
秋になると、なぜかソワソワして落ち着かない。 山の恵みを頂くために、焦るのだ。
夜須高原では、恒例の「きず狩り」があり、 今年は、夫は行かれず1人で参加してきた。 開花の時期に霜が降りたため、ミツバチの交配がうまくいかず、 実りが少なかったようだが、それでも15キロ手に入れた。
家から続く山へは、自然薯のつるになる「むかご」を探しに向かう。 今年は暑かったせいか、「むかご」は大きくて、豊作である。 細いつるに、鈴なりになっている「むかご」を見つけると 興奮抑えきれず、夢中で採る。
塩茹でにしたり、むかごご飯にしたり、 本当に美味しい大好きな山の幸の1つだ。 栗もたくさん拾った。食べるまでの処理に手間がかかるが、 今年の栗は大きくて、味もよし。
しかし、柿は全くなっていない。 散歩の帰りにちぎって食べる甘く熟した柿が、 今年は食べらないと思うと残念である。
|